今こそ自然との共生を国が見直すべき時

2019/04/29

2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が水蒸気噴火をしました。
1979年以来のそれなりの規模の噴火です。

登山時期と重なり、残念ながら多くの方が犠牲となっています。
その数は日々増え、心を痛めるばかりです。
ご冥福をお祈り申し上げます。

御嶽山の突然の噴火で、民主党やある経済評論家がバッシングを受けているというニュースが出ています。
民主党時代に「事業仕分け」をし、御嶽山の24時間火山観測態勢を仕分けした(なくした)という誤解です。
御嶽山は、ちゃんと24時間監視されています。

この記事の内容はともかく、こんなことが起きてしまった問題は、国の方針そのものにあります。

まず、これだけの火山国で(しかも経済大国で)自然災害(とくに火山)に対する予算がこんなに低い国は他にありません。
また、世界中でも地震・火山が密集する国なのに、その教育を疎かにしているのも国民の理解促進やその先の予算獲得につながらない原因です。
これが相まって、驚くほど日本の火山学者の数は低水準に留まります。わずかな人数でこんなに高度な観測・監視・解析ができるのは、彼らの高い能力のおかげである他ありません。

日本はいつまで「金儲け(経済発展)さえできればそれでいい」という姿勢を続けるのでしょうか?
本当の自然との共生とは、何でしょうか?
経済大国かも知れませんが、心の貧困はNo.1ではないかという気がしてきます。