地震!? と思ったときの身構え方(1)

      2013/05/20

カタカタカタ...
「ん...? 地震か...な?」
ユ~ラ ユ~ラ ユ~ラ ユ~ラ

「おお! 揺れてるぞ!」
こーんな経験、日本人なら一度はしてますね。
こんなとき、みなさんどう思いますか?
「早く止まってくれぇ」
「大きくなったらどうしよう」
「いよいよ関東大震災がきたか!?」

思いはさまざまでしょうが基本的には不安ですね。
でも大丈夫。
冒頭の
カタカタカタ...
(ちょっと間があって)
ユ~ラ ユ~ラ ユ~ラ ユ~ラ

という揺れを感じた場所では、
だいたい震災にはつながりません。
それは、こういう理由です。
地震が起きると、
その場所では「」が2種類発生します。
一つは、細かい揺れを起こす「P波」。
もう一つは、大きな揺れを起こす「S波
」とか言ってると難しいので、
Pくん・Sくんと呼ぶことにしましょう。
PくんはSくんよりずいぶんスリムです。
彼らが走ると、
Pくんがきたときはスタタタターっ軽やかな音であるのに対し、
Sくんがきたときにはドシ~ン、ドシ~ンとなんだか地響きがする感じです。
そのせいか、PくんはSくんよりも走るのがかなり速いです。
そうですねぇ、倍くらい速いでしょうか。
よーいドン! で走った場合、
Sくんがまだ60mあたりを走っているとき、
Pくんはもう100m地点を走り抜けてます。
つまり、同時に走り始めると、
ある地点にはPくんのほうがずいぶん速く到着するのです。
ゴールが遠ければ遠いほど、
PくんのほうがSくんよりずーっと速く到着します。
さて、に置き換えましょう。
よーいドン!は地震が起きたその時です。
その瞬間スタートするのは、
Pくん・SくんことP波S波です。
さて、冒頭で感じた揺れは、
カタカタカタ...のしばらくあとに、
ユ~ラ ユ~ラ ユ~ラ ユ~ラでした。
これは、最初にスリムなPくんことP波が到着し、
次に重いSくんことS波が到着した、ということです。
しかもP波S波の到着時間には
人が十分感じられるほどの差がありました。
これは、よーいドン!の場所がその地点からかなり離れていた、
つまり地震が起きた場所はそこからかなり離れていたということを示します。
地震が起きた場所=震源地からかなり離れている場合、
みなさんも経験上おわかりのとおり震災になることは滅多にありません。
揺れは、感じたユ~ラ ユ~ラより大きくなることはほとんどありませんから。
ただし、一つだけ気をつけてください。
海岸地域に住んでいる人です。
スマトラ島の地震、こないだのチリ地震でおわかりのとおり、
遠くで起きた地震でもそれが海底の場合、
津波を起こすことがあります。
津波はまた別の機会におはなししますが、
とにかく地元の緊急放送には耳を澄ませてくださいね。
それと、この記事を読めば「地震予知ができる!」
ってものではありませんので、それだけはどうぞご承知おきを。


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