コンタクトの人は、すぐにはずしてください!

2019/04/29

前回登場した火山灰
みなさん、その辺の「ホコリ」程度に考えてませんか?

火山灰をリアルに被ったことのある人って
どのくらいいるんだろ。

鹿児島の人なら当たり前なんでしょうね。

で、日本でも火山が噴火するといつも疑問に思うのが
どうして「コンタクトレンズの人ははずしてください」
って注意が出ないんだろ、ということ。

だって、火山灰の中をコンタクトつけて歩いたら、
目もレンズもキズだらけになっちゃうってのに。

前回、アイスランドの火山灰の話をしました。
火山灰は「バラバラマグマ」ですっていう。

もうちょっと詳しく話すと、
ものすごーく微細で薄い空洞のガラス球
バリバリに割れたものが火山灰のホントの姿。

蛍光灯が割われちゃったことってありません?
その破片って、簡単に人の手が切れるし、
ちょ~薄くて、ちょ~怖いでしょ。

あれの、ものすごくちっちゃいのを想像してみて。
それが、コンタクトしてる目に入っちゃうんだよ。

小さいので、涙に誘導されて瞳とコンタクトの間にも入り込みます。
あぁ、イタイ、聞いただけでも痛そう。

これじゃコンタクトも瞳も、キズだらけです。

ですので行政のみなさん、
火山が噴火したら警報も大事だけど
「コンタクトもはずしましょう」
ってアナウンスも、ぜひお願いしますよ!